新NISAは銀行と証券会社のどっちで始めるべき?違いと選び方を徹底解説

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新NISAの開始に伴い、多くの人が口座開設先の選択に頭を悩ませています。この記事では、銀行と証券会社の新NISA口座の違いを解説し、メリット・デメリットを比較します。記事を読めば、自分に最適な新NISA口座の開設先を見つけられ、効果的な資産運用をスタートさせることが可能です。

新NISA口座の開設先を選ぶ際は、投資商品のラインナップや手数料、サポート体制などの総合的な比較が重要です。自分の投資スタイルやライフスタイルに合わせて、最適な金融機関を選びましょう。

目次

銀行と証券会社どっちが新NISAに適しているか違いを解説

銀行と証券会社のどちらが新NISAに適しているか、以下の項目に分けて解説します。

  • 投資商品のラインナップ
  • 手数料やコスト
  • サポート体制
  • 積立頻度・最低積立金額
  • クレジットカードポイント還元
  • 投資初心者に対するサポート

投資商品のラインナップ

証券会社では、以下の多様な投資商品を扱っています。

  • 国内株式
  • 外国株式
  • 投資信託
  • ETF
  • REIT
  • 債券

銀行では、投資信託が中心のラインナップです。株式投資信託やインデックスファンド、アクティブファンド、バランスファンド、テーマ型ファンドなどが挙げられます。新興国株式ファンドや先進国株式ファンド、グローバル株式ファンドなどの選択肢は少ないのが特徴です。

投資の幅を広げたい場合は、証券会社のほうが適しています。ただし、銀行でも十分な商品ラインナップを用意している場合もあるため、各金融機関の取扱商品を確認するのがおすすめです。

手数料やコスト

一般的に、銀行は証券会社よりも手数料が高い傾向にあります。ネット証券では、取引手数料が無料の場合が多く、口座維持手数料も無料のケースがほとんどです。銀行では口座維持手数料がかかる場合があるので注意が必要です。投資信託を購入する際の手数料についても、銀行のほうが高めの傾向があります。

しかし、投資信託の信託報酬は商品によって異なるため、一概に銀行が高いとは言えません。ETFや株式の売買手数料に関しても、証券会社のほうが安い傾向にあります。外国株式に関しても、銀行は品揃えが少なく、手数料も高い傾向です。

サポート体制

一般的に、銀行では対面でのサポートが充実しているのが特徴です。支店に直接行って相談できるため、初心者にとって安心感があります。ネット証券では24時間対応のサポートを提供している会社もあるため、仕事で忙しい人や夜間に相談したい人に便利です。多くの証券会社では専門家によるアドバイスも受けられます。

投資の経験が豊富なアドバイザーが、投資方針や目標に合わせたアドバイスをしてくれます。取引ツールの使い方の説明や投資教育コンテンツの提供など、初心者向けのサポートが充実している点もメリットです。活用することで、投資の知識や技術を段階的に身に付けられます。

積立頻度・最低積立金額

積立頻度や最低積立金額の違いは以下のとおりです。

項目銀行証券会社
積立頻度月1回が一般的毎日や毎週、毎月などから選択可能
最低積立金額5,000~10,000円程度100~1,000円程度
オンライン証券では1円から可能
初心者への適合性最低積立金額はやや高めの設定少額から始められ、柔軟性が高い

証券会社の方が積立頻度や最低積立金額の面で柔軟性が高いのが特徴です。自分の収入や生活スタイルに合わせて、無理なく続けられる積立プランを選びましょう。

クレジットカードポイント還元

一部の証券会社では、クレジットカード決済で投資信託を購入すると、ポイントが付与されます。ポイント還元率は0.5〜1%程度ですが、高還元率のクレジットカードを利用すれば、さらに多くのポイントの獲得が可能です。ポイントを現金や商品券に交換できる場合が多いため、投資への意欲が高まります。

実質的なコスト削減につながり、貯まったポイントの有効活用が可能です。銀行では一般的にクレジットカードポイント還元のサービスは提供されていません。ポイント還元を重視する場合は、証券会社での口座開設を検討するのがおすすめです。

ただし、クレジットカード決済が可能な証券会社は限られているので、事前に確認しましょう。ポイント還元は長期的な投資収益に大きな影響を与える要素ではありません。投資判断の際は、ポイント還元以外の要素も十分に考慮するのが大切です。

投資初心者に対するサポート

銀行は、対面での丁寧な説明やライフプラン相談など、安心感を重視したサポートが特徴です。投資の基本的な考え方や、新NISAの仕組みについて詳しく解説してもらえるため役立ちます。証券会社は、投資情報ツールやセミナー、学習コンテンツなど、自ら学ぶためのサポートが充実しています。

わからない言葉があれば、すぐに調べられるのもメリットです。個別相談サービスでは、自分の状況に合わせたアドバイスを受けられます。投資シミュレーションツールを使えば、実際の投資を始める前に、仮想的な体験が可能です。どちらが良いかは、投資経験や重視するポイントによります。

手厚いサポートを求めるなら銀行、豊富な情報から学びたいなら証券会社がおすすめです。

【銀行編】新NISAを始めるメリット・デメリット

新NISAを銀行で始めるメリットとデメリットについて解説します。

メリット

新NISAを銀行で始めるメリットは、対面でのサポートが充実していることです。投資初心者にもわかりやすい説明を受けられ、既存の銀行口座との連携もスムーズです。ATMで手軽に入出金でき、地域密着型のサービスも利用できます。長年の実績や知名度があり、信頼性や安心感も高いのが特徴です。

総合的な資産管理サービスを受けられることも大きなメリットです。銀行窓口での手続きが可能なため、普段の生活の中で投資に関する相談や手続きができます。銀行のポイントプログラムとの連携が可能な場合は、お得に投資を始めることが可能です。銀行の他の金融商品とのセット割引がある場合もあります。

デメリット

銀行で新NISAを始めると、商品の選択肢が少なく、投資に関するサポートが不十分な可能性があります。商品ラインナップが限られ、専門的な知識やアドバイスが不足する場合がある点もデメリットです。オンラインツールが十分でなく、手数料が割高な傾向があることも考慮すべき点です。

取引時間が銀行の営業時間に制限される可能性や、投資商品の乗り換えや売買が制限される場合もあります。銀行窓口での手続きが必要で、オンラインで完結しない場合がある点にも注意が必要です。投資に関する情報提供やサポートが不十分な可能性も考えられます。口座管理手数料がかかる場合がある点もデメリットです。

【証券会社編】新NISAを始めるメリット・デメリット

証券会社で新NISAを始めるメリット・デメリットについて解説します。
» 初心者向け!ネット証券の始め方と証券会社の選び方

メリット

証券会社で新NISAを始めるメリットは以下のとおりです。

豊富な商品ラインナップから選択できる
投資信託や国内外の株式、ETF(上場投資信託)など、銀行に比べて幅広い商品から選択できます。
手数料が低い
多くのネット証券では、NISA口座での取引手数料(売買手数料)が無料です。
投資信託の購入時手数料も無料(ノーロード)の場合が多く、コストを抑えた運用ができます。
充実した情報とツールが提供されている
投資情報レポートや銘柄分析ツール、セミナー動画など、投資判断に役立つ情報やツールが豊富に提供されています。
オンラインで手続きができる
口座開設から取引、情報収集まで、オンラインで完結できるため、時間や場所を選ばず投資が可能です。

» おすすめのネット証券と正しい選び方を一挙解説!

デメリット

証券会社で新NISAを始める場合、商品数が多いため、投資初心者には選択が難しい場合があります。情報やツールが豊富でも、使いこなせないと意味がありません。ネット証券では対面サポートが限られ、基本的に自己責任での投資となるため、ある程度の知識が必要です。

オンライン取引特有のシステムトラブルも考慮しましょう。
» ネット証券のメリットとデメリットについて詳しく解説!

銀行と証券会社どっち?新NISAを始める時の選び方

銀行と証券会社のどちらで新NISAを始めるか迷った場合の選び方について、以下の点に着目して解説します。

  • 投資スタイル
  • ライフスタイル
  • コスト重視

投資スタイル

銀行と証券会社では提供するサービスや商品が異なるので、自分の投資スタイルに合った方を選ぶのがおすすめです。長期的な資産形成を目指す場合は、積立投資や分散投資が向いています。短期的な利益を狙う場合は、自己判断での売買がおすすめです。

投資に時間をかけられない人は自動運用を、積極的に市場と向き合いたい人は自己判断での運用を選びましょう。リスクを取れる人は成長株や海外株式への投資が向いています。安定を求める人は国内の大型株や債券に投資するなど、自分に合ったバランスを見つけることが大切です。
» どう活用する?新NISAの成長投資枠の仕組みと投資戦略

ライフスタイル

投資に時間をかけられない人は、スマートフォンアプリを使って簡単に取引できる証券会社を選ぶと便利です。対面でのアドバイスを重視する人や、投資知識が少ない人は、銀行の窓口サービスを利用できる方が安心できます。将来のライフイベントも考慮に入れましょう。

結婚や出産、退職などに合わせて投資計画を立てる必要があります。長期的な視点でライフスタイルに合った金融機関を選ぶと、より効果的な資産運用ができます。

コスト重視

コスト重視の人にとって、手数料や口座管理費は重要な選択基準です。ネット証券は店舗を持たないため、一般的に手数料が安く設定されています。取引頻度に応じた手数料体系も確認しましょう。口座維持費が無料の証券会社を選ぶと、長期的なコスト削減につながります。

資産移管手数料が無料の証券会社を選べば、将来的に別の金融機関に乗り換える際にも費用を抑えることが可能です。外国株式投資を考えている場合は、為替手数料が安い証券会社を探します。投資信託を購入する予定なら、信託報酬の低い商品を提供している証券会社を選びましょう。

決定版!新NISAにおすすめのネット証券3選

ここでは新NISAにおすすめの証券会社を3つ紹介します。すべてネット証券なのでオンラインで時間を選ばず、コストの安い銘柄を選んで投資できます。

かずくん

あなたのライフスタイルに合ったネット証券を選べば問題ないですよ!

【1,200万口座突破】楽天証券なら資産が増えてポイントも貯まる!

NISAクレカ積立

10万円まで
つみたて投資枠
銘柄数
サポート体制
241本
チャット
ZOOM
おすすめポイント
  • 楽天証券と楽天銀行をマネーブリッジで連携すると普通預金金利0.18%(300万円まで)
  • 貯まった楽天ポイントを積立投資に利用可能
  • 楽天経済圏の豊富なサービスが活用できる

楽天経済圏を使っているなら、楽天証券がおすすめ!貯めた楽天ポイントを積立投資にも使えて、楽天市場でお買い物をするポイント倍率もアップします。初心者にとって使いやすい取引ツールでスムーズに取引できますよ!

かずくん

短期的な資金も優遇された金利でオトクに増えるので、おすすめの証券会社です!

【口座開設数No.1】初心者からプロまで満足できるSBI証券

NISAクレカ積立

10万円まで
つみたて投資枠
銘柄数
サポート体制
250本
チャット
電話
おすすめポイント
  • つみたて投資枠の取扱商品が業界最多
  • 三井住友カードのクレカ積立でポイントが貯まる
  • 投資初心者へのセミナー動画などサポートが手厚い
  • 連携できる住信SBIネット銀行の利便性が良い

豊富な投資商品を取り扱い、手数料は業界最安水準と最高の取引環境を提供しているSBI証券!日々の買い物で貯まったVポイントPontaポイントで積立投資もできます。無料セミナー動画やオンラインセミナーも開催しており、初心者からプロまで最新情報を常にゲットできますね!

かずくん

住信SBIネット銀行は、送金に関する使い勝手がとてもいいので重宝しています。

人気のSBI Vシリーズに投資するなら、SBI証券1択ですね!

【創業100年】積み重ねた歴史と実績で手厚いユーザーサポートの松井証券

松井証券
NISAクレカ積立
つみたて投資枠
銘柄数
サポート体制
245本
チャット
電話
おすすめポイント
  • 松井銀行の利用で普通預金金利0.31%
  • 保有している投資信託の合計金額で最大1%のポイント還元
  • 提携銀行の松井銀行は住信SBIネット銀行が代理営業
  • 充実したサポート体制

創業100年の歴史と実績で、ユーザーを手厚くサポートしてくれる松井証券!取り扱っている商品も多いですが、松井銀行の普通預金金利0.31%が超魅力的です。投資情報動画メディアのマネーサテライトを使えば、基本的な投資情報から最新情報までしっかり学べますよ!

かずくん

松井銀行は、住信SBIネット銀行のサービスも使えるので、いいとこ取りの銀行で短期の預金にピッタリですね!

新NISAの金融機関に関するよくある質問

新NISAの金融機関に関するよくある質問は以下のとおりです。

  • 新NISAの金融機関は1年に1回変更できる?
  • 新NISA口座は複数の金融機関で開設できる?
  • 新NISA口座での投資信託の選び方は?
  • 新NISAに年齢制限はある?
  • 新NISA口座の非課税期間は?

新NISAの金融機関は1年に1回変更できる?

新NISA口座の金融機関は、1年に1回変更できます。変更は暦年単位で行われ、変更時期は毎年10月1日から12月末までです。新しく口座を開設したい金融機関で申請を行い、承認されると、翌年1月1日から新しい金融機関での運用が始まります。

変更前の金融機関で保有していた商品は、原則としてそのまま維持されます。非課税期間も継続されるので、税制面での不利益はありません。ただし、非課税枠は増えないため注意が必要です。金融機関を変更する際は、以下の点に注意しましょう。

  • 手数料の違い
  • 商品ラインナップの違い
  • サポート体制の違い

新NISA口座は複数の金融機関で開設できる?

新NISA口座は1人1口座のみ開設できます。複数の金融機関で同時に口座を開設できません。ただし、年に1回だけ金融機関を変更することが可能です。金融機関を変更する際は、旧口座から新口座へ資産を移管する必要があります。移管の際に一時的に課税される可能性があるので注意が必要です。

新NISA口座での投資信託の選び方は?

新NISA口座での投資信託は、長期投資を前提に、インデックスファンドを中心に検討するのがおすすめです。信託報酬は投資信託のコストになるため、低い投資信託を選ぶと長期的なリターンを高められる可能性があります。分散投資を意識すると、リスクを抑えながら安定的な運用を目指せます。

投資目的に合った商品を選ぶことも大切です。老後資金の準備なら安定性重視、資産形成なら成長性重視といった具合です。過去の運用実績も参考になりますが、過去の実績が将来の成果を保証しない点に注意してください。運用会社の信頼性も重要な要素となります。

長期投資を前提とするので、安定した運用が期待できる会社を選びましょう。最低投資金額や分配金の有無、リスク許容度なども考慮して、自分に合った投資信託を選んでください。
» 投資信託とは?特徴から始め方まで解説

新NISAに年齢制限はある?

新NISAには年齢制限がありません。0歳から開設できるため、幅広い年齢層が利用できます。未成年者の場合は親権者等の同意が必要になります。未成年者の財産を守るための措置です。口座開設時に20歳未満の場合は、つみたてNISA口座のみ開設できます。20歳以上になると一般NISA口座も開設できます。

年齢の上限はないので、退職後の資産運用への活用も可能です。

新NISA口座の非課税期間は?

新NISA口座の成長投資枠とつみたて投資枠における非課税期間は、どちらも無期限で非課税です。

両枠とも、運用益や配当金が非課税になります。通常の投資では税金がかかるため、新NISAの利用で実質的な運用成績が向上する可能性があります。非課税期間が長いので、じっくりと運用を行うのがおすすめです。
» 新NISA税金の基礎知識と非課税枠の上手な活用方法

まとめ 銀行と証券会社の違いを知って、お得なネット証券で新NISAをスタート

新NISAを始める際の金融機関選びについて、重要なポイントをまとめました。証券会社は投資商品が豊富で手数料が安い傾向にあります。銀行は対面サポートが充実しており、初心者にとって安心です。自分の投資スタイルや生活パターンに合わせて選ぶのがおすすめです。

コストを重視するなら証券会社、サポートを重視するなら銀行が適しています。新NISA口座は年1回変更可能ですが、複数開設はできません。年齢制限がなく、非課税期間は最長で無期限となっています。特徴を踏まえて、自分に合った金融機関を選びましょう。

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